乙女心と嫉妬心

私はまだまだ未熟者で、年頃の女だから、嫉妬で傷つくことがたくさんある。 嫉妬心が強い人ならわかるだろうが、本当に些細なことで、他人だったら絶対に想像もしないことが次々と頭に浮かぶ。 被害妄想というやつだ。いや、被害妄想ではないかもしれない。 …

最近の美容院を考察

一年ちょっとの間、ほぼ毎月通っていた美容院から離れてみた。 土日休みの仕事に転職してから通っていた美容院の予約ができなくなったのだ。 数日先のスケジュールを組みたくない私は、美容院だって前日夜か当日にしか予約しない。 平日でさえ人でいっぱいの…

映画『マレフィセント』を観て

今週の金曜ロードショーは『マレフィセント』だった。 ディズニー映画『眠れる森の美女』の悪役である"マレフィセント"を主人公にした映画である。 この映画、ずっと観たいと思っていたのになかなか機会に恵まれなかった。 結論から言うと、大変よかった。 …

ありがとうございます。

全然更新してなかった間に、 なんと閲覧合計が300人以上になっていました! 更新してなかったのにありがとうございます。 ブログに書きました通り、前の会社を退職したり、転職したりなどなどで忙しく、なかなか更新できませんでした。 しかし、現在はだいぶ…

転職

久しぶりの更新だ。 ブログを書いていない間に転職した。 前の職場と今の職場は、雰囲気や働き方が大違い。 前の職場は営業マンに囲まれていたから、数字に追われ全体的に余裕がなかった。 しかし、今は全体的に余裕があり、みんな穏やかだ。何より、質問し…

人のことも

3.4年前、ボランティア活動などを行っている方の講演会に出席した。「夢は何か」と聞いたとき、戦争が絶えず続く貧しい国の子どもたちと東北の震災を経験した子どもたちには共通点が見られた。それは、『他者のためを思う夢』。例えば、強い家を作りたいから…

共有の喜び

楽しいと感じた時。面白いと思った時。美味しいものを食べた時。感動した時。こんなとき、「隣にいたらな」「これを共有したいな」と思う人がいるだろうか。私にはいる。こういう風に思わない時は、大抵その人がすでに隣にいる。自分が良い気持ちになったも…

忘れられない川柳

綺麗な文章や詩が書けたらいいなと思う。文豪たちの小説や詩を見ていると、さらにそういった欲求が高まる。優れた文章というのは、どういったものを指すのだろうか。優れた文とは川端康成の『雪国』の冒頭のように、情景が思わず目に浮かぶようなものだろう…

勝ち組?ー幸せへの近道ー

よく「勝ち組」という言葉を耳にする。辞書によるとかちぐみ【勝(ち)組】勝負事に勝ったり、事業などで成功した者。人生の競争で望んだ地位や財産を得た者。https://kotobank.jp/word/勝組-463919だそうである。ただ意味通りだと勝ち組=幸せではなさそうだ…

ふるさと納税への疑問

ふるさと納税というものが流行っているらしい。ふるさと納税とは?ふるさと納税とは、自治体への寄附金のことです。個人が2,000円を超える寄附を行ったときに住民税のおよそ2割程度が還付、控除される制度です。また、2015年4月1日より、確定申告が不要な給…

神様だけは知っている

私はいつか裁きを受けるのだろうか。こんなことを毎日のように考えている。法には触れなくても、人の道に反することを今日までたくさんしてきた。誰も知らない悪いことを、たくさんした。小学1.2年生の頃に犯した罪でさえ、未だに頭をよぎる。あの時の景色、…

知と謙虚は同時並行である

世の中には悪い奴が多い。高齢者を狙った詐欺。子を思う親心をまるで小馬鹿にでもしているような詐欺。新たな詐欺の認知度がやっと高まったと思えば、さらに新たな巧妙な手口の詐欺も出てくる。人を欺くのは詐欺だけではない。カルト団体にも当てはまる。人…

口内炎について。

口内炎。実は奥が深い。様々な形があり、様々な色がある。綺麗な円形ならば嬉しい。少し歪な形をしていたらその珍しさに目を奪われる。ここ数日、舌の裏にできものができ、激痛が走るため、耳鼻咽喉科へ行った。「口内炎」と診断された。変な病気ではなく一…

無意識なのだろうか、技術の先取り

先ほど、非常に面白い番組がやっていた。Eテレの「スーパープレゼンテーション」という番組だ。私が先ほど見たプレゼンテーションはマサチューセッツ工科大学の若手研究者エイブ・デイビスが、無音の映像から音を再現する斬新な研究を語る。映像に映った微細…

消された人

それぞれの人生がある。どんな人にも、誰かとの関わりがあって、たくさんの思い出がある。フェイスブックを初めてからそう思うようになった。全く知らない人のページに飛んで見ることがある。楽しそうに友人と笑う写真。イベントの思い出。家族とのディナー…

父と話して。

父と久しぶりに会った。お刺身の美味しいところで、初めて車海老を踊り食いした。「足が動いてるよー!顔もピクピク動いてるー!ほら見て!!」と終始ギャーギャー騒ぎながら、父は私との再会を嬉しそうに笑う。近況や、父の仕事の話、それから震災の時の話…

天使

最近、子供たちが可愛く思えてきた。その笑顔には黒く汚れたものが全くない。私が微笑むとクシャっと笑い返す。私が何をしたか知らないのか。私はね〜と語りたくなる。可愛くて、愛おしく思うのと比例して、その心をめちゃくちゃにしたくなる。世の中の汚い…

しょーがない

しょーがないしょーがないこの言葉で全てが片付く。しょーがないしょーがないこの言葉が複雑だった思考をまとめてくれる。しょーがないしょーがないでも、この言葉でまとめた瞬間、私の心には大きな穴があく。この世の不条理な部分は、大抵しょーがないでで…

家族

やはり、こうして震災を振り返るたびに、「家族」というものの大きさを知る。こういう時に常に一緒にいるのは家族。最初に安否確認するのは家族。支えあうのは家族。喧嘩していたって、冷戦状態だって、誰も外の者は立ち入ることができない。私は土足で踏み…

あの日

明日は3.11。もう「あの日」から5年が経つ。被災者の私でさえ忘れそうな記憶なのだが、「あの日」微塵も揺れを感じなかった方々はどうだろうか。断片的ではあるが、まとめておこうと思い、今回は3.11をテーマに書く。*私は卒業式も終わり、後は大学入学まで…

"ために"生きる

道具は人間に使われるために生まれてきた。鉛筆は書くためにあり、お皿は食べ物を入れるためにある。道具はすべて人間のために発明されている。それでは、人間は何のために生きているんだろうか。人間のために生きているのか。それとも、自分自身のために生…

渡辺淳一著『光と影』をよんで。

あの時、すでに勝負は決まっていたのだ運命の歯車は思いもよらないことがきっかけで動き出す。あの時の気まぐれがなかったら、あの時の順番が違ったら、今の人生は全く別のものになっていたかもしれない。*『光と影』は、歴代総理大臣である寺内正毅の東京…

知のメリットとデメリット

知人が、「欲しい小銭入れがある」と言った。私は「買ったらいいじゃない」と答えた。すると「うーん、欲しいけど…」と再び言った。「だから買ったら?」「いや、我慢する。いや、うーーん、カッコいいなぁ」私は段々イライラしてきて、「何に迷っているわけ…

好きな男性のタイプ〜知識と教養の違いについて〜

よく「好きな男性のタイプは?」と聞かれることがある。20代女性であれば、「聞かれる質問ベスト3」に入るだろう。私はなんと答えるか。「頭が良くて賢くて、教養がある人です」そうだ、私は外見より内面重視派である。それも、「優しい人が好き♡」などの内…

梅の花となって

東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな(菅原道真)菅原道真が大宰府に左遷されるとき、日ごろ愛していた梅の木に別れを告げた歌である。その後、この梅は大宰府の道真のもとへ飛んで行ったといい、これが「飛び梅」の伝説である。(引用:学研…

映画『カストラート』を観て。

この世には、私たちの想像をはるかに超える運命を辿ってきた人がいる。きっと、たくさんいる。私はまだそのほとんどを知らない。しかし、そのたくさんのうちの一人を知る機会があった。その人物の名は、ファリネッリ。彼は1700年代に活躍した、イタリアのカ…