映画『マレフィセント』を観て

今週の金曜ロードショーは『マレフィセント』だった。

 

ディズニー映画『眠れる森の美女』の悪役である"マレフィセント"を主人公にした映画である。

 

この映画、ずっと観たいと思っていたのになかなか機会に恵まれなかった。

 

結論から言うと、大変よかった。

映画に関しての知識は乏しいため、そういった観点からは評価することはできないのだが、スターリーの視点が素晴らしい。

 

視点を変えて見ることによって、物事の見方が変わってくる。

 

私が幼い頃に観た『眠れる森の美女』は、完全にマレフィセントは悪役であり、最後は地獄に落ちるのが妥当だと考えていた。

 

しかし、そんなマレフィセントにもたくさんの苦悩や優しさがあったのだ。

 

ネタバレになるので、あまり多くを書くのは控えるが、視点を変えてみることの大切さを教えてくれる。

 

生まれたばかりのオーロラに呪いをかけたマレフィセントだが、美しく心優しいオーロラに次第に心が動かされ、

「呪いを取り消せ、呪いを消え去れ」

と呪いをかけたことを後悔する言葉も出している。

もちろんこの映画は後付けなどもあるだろうが、『眠れる森の美女』だけを観ているとそんなことは想像もつかない。

 

『眠れる森の美女』を観たことがある人はぜひ『マレフィセント』をご覧になることをお勧めする。