2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

神様だけは知っている

私はいつか裁きを受けるのだろうか。こんなことを毎日のように考えている。法には触れなくても、人の道に反することを今日までたくさんしてきた。誰も知らない悪いことを、たくさんした。小学1.2年生の頃に犯した罪でさえ、未だに頭をよぎる。あの時の景色、…

知と謙虚は同時並行である

世の中には悪い奴が多い。高齢者を狙った詐欺。子を思う親心をまるで小馬鹿にでもしているような詐欺。新たな詐欺の認知度がやっと高まったと思えば、さらに新たな巧妙な手口の詐欺も出てくる。人を欺くのは詐欺だけではない。カルト団体にも当てはまる。人…

口内炎について。

口内炎。実は奥が深い。様々な形があり、様々な色がある。綺麗な円形ならば嬉しい。少し歪な形をしていたらその珍しさに目を奪われる。ここ数日、舌の裏にできものができ、激痛が走るため、耳鼻咽喉科へ行った。「口内炎」と診断された。変な病気ではなく一…

無意識なのだろうか、技術の先取り

先ほど、非常に面白い番組がやっていた。Eテレの「スーパープレゼンテーション」という番組だ。私が先ほど見たプレゼンテーションはマサチューセッツ工科大学の若手研究者エイブ・デイビスが、無音の映像から音を再現する斬新な研究を語る。映像に映った微細…

消された人

それぞれの人生がある。どんな人にも、誰かとの関わりがあって、たくさんの思い出がある。フェイスブックを初めてからそう思うようになった。全く知らない人のページに飛んで見ることがある。楽しそうに友人と笑う写真。イベントの思い出。家族とのディナー…

父と話して。

父と久しぶりに会った。お刺身の美味しいところで、初めて車海老を踊り食いした。「足が動いてるよー!顔もピクピク動いてるー!ほら見て!!」と終始ギャーギャー騒ぎながら、父は私との再会を嬉しそうに笑う。近況や、父の仕事の話、それから震災の時の話…

天使

最近、子供たちが可愛く思えてきた。その笑顔には黒く汚れたものが全くない。私が微笑むとクシャっと笑い返す。私が何をしたか知らないのか。私はね〜と語りたくなる。可愛くて、愛おしく思うのと比例して、その心をめちゃくちゃにしたくなる。世の中の汚い…

しょーがない

しょーがないしょーがないこの言葉で全てが片付く。しょーがないしょーがないこの言葉が複雑だった思考をまとめてくれる。しょーがないしょーがないでも、この言葉でまとめた瞬間、私の心には大きな穴があく。この世の不条理な部分は、大抵しょーがないでで…

家族

やはり、こうして震災を振り返るたびに、「家族」というものの大きさを知る。こういう時に常に一緒にいるのは家族。最初に安否確認するのは家族。支えあうのは家族。喧嘩していたって、冷戦状態だって、誰も外の者は立ち入ることができない。私は土足で踏み…

あの日

明日は3.11。もう「あの日」から5年が経つ。被災者の私でさえ忘れそうな記憶なのだが、「あの日」微塵も揺れを感じなかった方々はどうだろうか。断片的ではあるが、まとめておこうと思い、今回は3.11をテーマに書く。*私は卒業式も終わり、後は大学入学まで…

"ために"生きる

道具は人間に使われるために生まれてきた。鉛筆は書くためにあり、お皿は食べ物を入れるためにある。道具はすべて人間のために発明されている。それでは、人間は何のために生きているんだろうか。人間のために生きているのか。それとも、自分自身のために生…

渡辺淳一著『光と影』をよんで。

あの時、すでに勝負は決まっていたのだ運命の歯車は思いもよらないことがきっかけで動き出す。あの時の気まぐれがなかったら、あの時の順番が違ったら、今の人生は全く別のものになっていたかもしれない。*『光と影』は、歴代総理大臣である寺内正毅の東京…

知のメリットとデメリット

知人が、「欲しい小銭入れがある」と言った。私は「買ったらいいじゃない」と答えた。すると「うーん、欲しいけど…」と再び言った。「だから買ったら?」「いや、我慢する。いや、うーーん、カッコいいなぁ」私は段々イライラしてきて、「何に迷っているわけ…